お買い物楽しかったね~
駐車場は狭いけどお店はいいわね
ンアァァァァァ!!
クルマぶつけられてる!!!
隣のクルマはもう居ないわね・・・
駐車場での被害泣き寝入り代表「ドアパンチ」
この状況を「ドアパンチ」といいます
被害に遭っても犯人は自覚はあるにも関わらず名乗り出ることはなく、泣き寝入りするパターンがほとんどです
私も経験あります(しかも会社の駐車場で)
やっぱドラレコつけたほうがよいのかしら・・・
でもドラレコって取り付けに時間かかるし・・・
見た目も悪いわね・・・
そんな場合は360度カメラ(Insta360)の活用がおすすめですよ!
この記事でわかること
【こんな人向け】
お買い物に出かけたときに、数十分~数時間くらいの駐車で愛車を監視したいけど、ドラレコを装備してない
【解決する方法】
手持ちの360度カメラ(Insta360)を活用して、駐車中の愛車を効果的に監視しよう!
→ 今持ってないならドラレコではなくて、Insta360 X3を買った方がよい
Insta360 X3はAmazonではなく、楽天市場で購入したほうが楽天ポイント分がお得です
↓ Insta360 X3の活用方法についてはこれらの記事も併せて読みたい ↓
ドアパンチの対処
損傷が比較的軽度であることもあって、知らんぷりして逃げるケースも多いですが、「当て逃げ」で道路交通法違反2点になります(自ら警察に届ければ物損事故扱い)
目撃者による親切な協力がない限り、被害に遭っても泣き寝入りとなるパターンがほとんどです
加害者になってしまった場合
知らんぷりして逃げてしまうと「当て逃げ」になって道路交通法違反2点になるので、相手の姿がしばらく見えないようだったら
✅謝罪と自分の連絡先を書いたメモをワイパーに挟む
✅警察に届けて、相手からの連絡を待つ(基本的にコチラ)
※前者は個人情報をオープンにしちゃってるので注意が必要
被害に遭った場合
加害者を特定できる場合
相手が待機してくれていて、名乗り出てくれればスムーズですが、そんなパターンはほぼないです
特定した証拠とともに警察に被害届を出せば、当て逃げ犯人を引きずり出す(出頭させる)ことができ、損害賠償を請求することができます
ここでいう「証拠」とは加害者のナンバーと事故前後の状況が分かる動画等です
この状態にもっていくことが狙いです
加害者が特定できない場合=泣き寝入りパターン
まずは警察に被害届を出した方がよいですが、正直手間だし、下記を事前に知っておいたほうがよいです
警察に被害届を出して受理されれば、車両保険で修理できますが3等級ダウンなので、修理代が数万であれば自腹で支払うほうが総支出はマシです
会社の団体保険で割引率が高い場合は、その影響は小さいので車両保険使う方が良かったりします
ただ、理不尽で悔しい・・・
だからこそ、加害者を特定して出頭させる手段が必要なのです
駐車中の愛車を監視するアイテム
駐車中の愛車を監視する手段として求められる機能として
✅車種やナンバープレートの認識しやすさ
✅画角の広さ
✅明暗の補正
併せて、次のような付加価値も求められます
✅映像確認、処理のしやすさ
✅セットの手軽さ(必要な時に稼働させたい)
✅車室内のデザインを邪魔しない
360度監視型のドライブレコーダー専用機
2024年5月からの新車にはドラレコ装着が義務化されるみたいですね
実は筆者もセカンドカーで使ってますが、死角なしの万能ドライブレコーダーならCARMATEの「d'Action360(DC4000R)」の一択です(公式サイトはこちら)
※「ダクション」と読みます
フロントカメラ+リアカメラ(別体)+360°カメラ という豪華な構成で実勢価格は5万円弱で、機能を考えるとコスパは最強です
肝心の360度カメラの性能について
360度カメラはフロントカメラと一体になっており、運転席を見下ろすような位置にレンズがあるので水平方向の視野角は360度ですが、上下方向は190度となっています(実用上はこれでよい)
少し物足りないのは、記録画素数が360万画素/1920×1920というスペックで、フロント/リアカメラをメインで使いつつ、360度カメラは補助的に使うという割り切り感があります
360度カメラ部分だけでナンバープレートを認識するにはスペック不足です
d'Action360(DC4000R)のカメラスペック
✅フロントカメラ
●撮像素子:1/2.7 型フルカラー CMOSセンサー
●記録画素数:約200万画素 FHD 1920×1080/約90万画素 HD 1280×720
●画角:水平96°垂直50°(対角119°)
●F値:1.5
●フレームレート:27.5fps(ドライブモード時)/5.2fps (駐車監視モード時)
●補正機能:HDR・WDR
✅360度カメラ(フロントカメラと一体式)
●撮像素子:1/2.7 型フルカラー CMOSセンサー
●記録画素数:約360万画素 1920×1920
●画角:水平360°垂直190°
●F値:2.2
●フレームレート:19fps (ドライブモード時)/5.2fps(駐車監視モード時)
●補正機能:WDR
✅リアカメラ(リアガラスに取り付ける別体式)
●撮像素子:1/2.8型フルカラーCMOSセンサー
●記録画素数:約200万画素 FHD 1920×1080
●画角:水平131°垂直75°(対角155°)
●F値:1.8
●フレームレート:27.5fps(ドライブモード時)/5.2fps (駐車監視モード時)
●補正機能:HDR
駐車監視するには別売りオプションが必要
そもそも、駐車監視するためには衝撃検知+録画トリガー設定ができる別売りのオプション(DC203)が必要となり、実勢8,600円程度
したがって、割高なディーラーでの取り付け工賃10,000円も考慮すると、d'Action360(DC4000R)の装備には合計費用7万円弱となります
1日の稼働率が少ないクルマにおいて、ドラレコ専用機として7万円をかけるのか?
それとも
バイク/観光/アウトドア/ペット撮影等にも使える万能な360度カメラ(Insta360 X3)に7万円をかけるのか?
どっちがお得なのかは言うまでもないでしょう!
※ドラレコ専用機が欲しいならd'Action360(DC4000R)は超おすすめですよ!
専用ドラレコのメリットとデメリット
・衝撃検知でイベントトリガーによる録画を自動で残せる ※別売オプション
・クルマから直接バッテリーから電源をとるので電池切れのリスクがない
・カメラが主張しすぎて車室内に常設するにはカッコ悪い
・GR86のようなスポーツカー等では大きなカメラは視界の妨げとなる
・360度カメラは補助的な用途という割り切りで解像度が不足、ナンバープレートを読み取れないことがある
・ドラレコ専用機としてクルマに常設するにはもったいない価格
360度カメラ(Insta360 X3 または Insta360 ONE X2)
筆者はTOYOTA GR86に乗ってますが、フロントもリアも上下の視野面積が狭いので、ドラレコを常設搭載せずに必要な状況のときだけInsta360 X3を使っています
当然ですがInsta360 X3は、360度動画/写真を撮ることに特化しているのでカメラのスペックは高いです
360度カメラの動画から編集で写真を切り出すと5.7Kでも実質3Kくらいに劣化するので、元の画素数は大きいほどよいです
Insta360 X3のカメラスペック
●撮像素子:1/2 型フルカラー CMOSセンサー
●記録画素数:最大1800万画素、 5,760×2,880(5.7K)
●画角:水平360°、垂直360°
●F値:1.9
●フレームレート:5.7K(24/25/30fps)、4K(60/50/30/25/24fps)
●補正機能:アクティブHDR
・薄暗い屋内駐車場でも5.7K(5,760×2,880)の鮮明な画像でナンバーをしっかりと確認することができる
・車室内のどこにでも自由に設置することができる
・記録した動画は、上下左右360度グルグル回して確認できるので見逃しゼロ
・駐車中のドアパンチ等の接触事故による衝撃検知をイベントトリガーにすることができない
・80分以上の長時間録画の場合は、モバイルバッテリーの併用が必要
↓ 定価流通のInsta360 X3はAmazonよりも、楽天市場で購入するほうがポイント分がお得!
360度カメラ(Insta360 X3)をドラレコとして使ってみた
録画に必要なアイテム
128GB以上のmicroSDカード
ちょっとしたお買い物であれば、クルマから離れている時間はせいぜい2時間くらいなので、128GBほどあれば容量としては十分です
※書き込みスピードは重要なので必ずclass10規格
最近はそんなに高価でもないし、スマホやNintendo Switch等、いろんな用途があるので数枚持っておくのがおすすめです
モバイルバッテリー
Insta360 X3は本体のバッテリー容量も先代のInsta360 ONE X2の1,630mAhから1,800mAhに向上しているとはいえ、高画質での長時間撮影では80分しか持たないので、10,000mAhくらいの容量のモバイルバッテリーがあれば十分です
筆者はロングツーリングや出張が多いし、キャンプもしたいので、汎用性の高い30,000mAhの大容量モバイルバッテリーを使っています
※iPhone12を6.5台分充電できるようですが、今までに0%まで使い切ったことはない
災害時にも重宝するので、2~3個は持っておくのがベターですね
↓ 筆者が1年ほど使ってるのはコチラです。コスパもよい!
USB typeC - typeCが使えるので、効率よく短時間で充電も給電ができます
なお、PS5のコントローラーもこいつで充電しながらやってます
車室内への取り付け方
今回取り付けたクルマは筆者の愛車「TOYOTA GR86 RZ」です
取り付けると言っても「ポンと置くだけ」・・・
※衝撃や強風で揺られて倒れないように工夫はしたほうがよいとは思います
下の写真はフロントガラスに少しもたれさす感じで置いてます
ダッシュボードの真ん中に目立つように立てるのがコンビニやショッピングモール等の駐車場では効果的です
全天球カメラなので無造作に置くだけでも撮影はできますが、カメラの赤LED点灯も目立たせつつ「撮ってるぞ!」感を出すと当て逃げ抑止力にもなります
万が一、被害に遭ったとしても、相手が名乗り出てくれることがあるかもしれません
人気(ひとけ)の少ない場所に駐車する場合、そもそもInsta360 X3を目当てに車内荒らしに遭うリスクもあるので、場所を選んで置き場を考えましょう
配置の自由度はInsta360活用の最大のメリットです
カメラ本体の設定
前後レンズを使う360度カメラモード
これは当然ですが、たまに片側レンズモードになっていたり、静止画モードになってたりするので要注意ですよ!
撮ったつもりが静止画1枚だったときのガッカリ感といったらもう・・・(´;ω;`)
ループ録画ではなく、通常録画
Insta360 X3では、録画のインターバルを1/3/5/10/15/20/25/30分に設定してループで録画することができます
例えば、インターバルを10分に設定すると、録画停止ボタンを押してから10分前の動画を残すことができます
事故や煽り運転被害があったときに録画停止ボタンを押すと、その部分だけを残すことができるというワケです
今回の駐車中の愛車の監視では、自分でトリガーを与える(録画停止ボタンを押す)ことができないので、この機能は使いません
ドラレコだと、先述の通り、衝撃を検知して遡って動画を残す自動機能があるのが最大のメリットではあります
鮮明に残したいなら最高画質5.7K×最低fpsの24
ドラレコ用途の場合においては、当て逃げ犯人、ナンバー、事故前後の様子を撮影することができればよいので、解像度は重要ですが、fps(フレームレート)は低いほどデータ容量が嵩張らず、バッテリーの持ちのケアもして最低の24fpsにしておきます
アクティブHDR
車室内と外の明暗の差が極端に大きいときは、Insta360 X3の機能「アクティブHDR」モードで撮影します
案外、この機能を使わなくてもできちゃうことが多いので、ご参考までに!
HDR(High Dynamic Range)とは、暗いところが黒つぶれしたり、明るいところが白飛びしたりすることなく、自然でリアルな描写を可能とする技術
お店の駐車場で3時間監視してみた
よりによって駐車中に雨が降るという視認しづらいシチュエーションで撮影・・・
(記事内ではプライバシーの観点でナンバーは鮮明に見えないほうがよいので好都合)
プライバシーの観点でナンバーが鮮明に読めない程度に画質を落としてますが、正面に駐車しているクルマや動いているクルマのナンバーもしっかりと視認できるレベルです
雨の日だと特に静止画だと分かりにくいですが、動画で確認するとしっかりと確認できるのが素晴らしい
クルマに接近する歩行者も窓越しにしっかりと確認することができます
隣に駐車したクルマがドアを開けてぶつけてしまう瞬間を動画と音声でとらえて・・・
※今回はぶつけられていないですよ
去っていくときにナンバーを確認することができます
雨の日でもここまで鮮明に記録を残すことができるのは、ドラレコではなく360度カメラ(insta360 X3)だからです
今回駐車していた時間は90分程度で、モバイルバッテリーなしでInsta360 X3単体での検証でした
クルマに戻った時に丁度バッテリー残量が少なくなって、録画自動停止して電源落とす処理をしているところで、本体はちょっと熱いかな?くらいで、正常に記録されてました
隣のクルマの入れ替わりは3回ほどでしたが、どのシーンでも鮮明に記録を残すことができていました
案外、みんなドアパンチに気を付けて乗り降りしてるなぁ・・・という感想(当たり前かw)
やはり風が強い日に、開けた瞬間に強風にあおられてドアが急に空いてしまうパターンが一番注意したい状況ですね
まとめ
✅必要なシーンだけ愛車の駐車監視するのであれば、自由に設置できるInsta360 X3を活用するのがおすすめ!
✅360度対応の専用ドラレコは画質が悪くてナンバー特定まではできないことが多い
✅同じ7万円を投資するなら、クルマへの常設搭載しかできないドラレコよりも、汎用的に使える360度カメラ(Insta360 X3)のほうがお手軽でおすすめ!
↓ Insta360 X3の活用方法についてはこれらの記事も併せて読みたい ↓