360度カメラさえあれば、同じ道であっても、見たことのない景色を創り出し、ツーリングの価値を大幅に高めてくれます
ドローン追従のような迫力のある動画は、自分のライディング風景を客観的に見ることもできるので新鮮な体験ができます
ツーリングで見逃した景色を後で確認したいときにも活用できるので、ツーリングに行くときは必ずInsta360を携行する習慣になってます
↓ まずはこの動画をご覧ください(25秒) ↓
何がなんだか...難しそう...
実はそんなに難しくないんですよ
この記事でわかること
バイクに360度カメラ(Insta360 X3)を取り付ける位置のバリエーションアイデアを、撮れる動画と併せてご紹介
ドローン風に撮影するために必要なアイテム
まず、上の動画のようにドローン風に撮影する為に必要なアイテムは次の3点です
✅Insta360 X3(または先代モデルONE X2)本体
✅クランプ(RAM MOUNTS製のカメラ搭載キットを揃える)
✅消える自撮り棒(Insta360公式)
↓ 詳細はこの記事 ↓
あとは撮影した後に編集するアプリ(公式サイトからダウンロード)があれば、簡単に上のような動画を作ることができます
スマホアプリでも編集できますが、メモリ容量に余裕がないとクラッシュするリスクがあるのでPC編集するほうが無難です
スマホアプリには魅力的な機能もたくさんあるので、SNS用のショート動画を作るくらいならOK
Insta360 X3のバイク取り付けアイデア集
ツーリングに行っても、走ってる時間よりもカメラセッティングする時間のほうが長いかもしれない...
ちょっと走ってはカメラの位置を変えて
・・・の繰り返しで片道30分のツーリングも60分になります(;'∀')
いろいろ試行錯誤しながらスタイル別にご紹介していきます
▼Insta360 X3の取り付け位置スタイル
✅ハンドルポジション(ロー/ハイ)
✅ユニコーンスタイル
✅背面(ローアングル/ハイアングル)
✅斜め前方(ローアングル/ハイアングル)
✅サイドアングル
✅マフラーアングル
✅フロントホイールアングル
ハンドルポジション(Loアングル/Hiアングル)
取り付け事例
もっともオーソドックスな取り付け方法で、ハンドルバーにクランプを取り付けます
メーターやハンドル回りを撮影してバイクに乗っているかのような視点で臨場感(視聴者の共感)を得ることができます
動画での見え方
モトブログ等でよくみるスタイルですね
ライダー視点と、喋るときはライダーにカメラを向ける感じのやつです
Insta360なら1台でこれが「後から編集で」できるのです
楽ちん!
自撮り棒を上に伸ばせば、上から見下ろしたような面白い動画が撮れます
天球カメラの特性上、頭デッカチのかわいいデフォルメキャラみたいになってしまいますが!
この取り付けのデメリットは、目の前に自撮り棒がそびえたつので視界が悪いことです
視点が自撮り棒にいっちゃって、なんか運転に集中できないのでほどほどにしましょう(慣れかな?)
動画編集などでアクセントとして挿入するのはアリだと思います
ユニコーンスタイル
取り付け事例
読んで字のごとく、ユニコーンのように角が前に伸びるような取り付け方です
これもまた、運転に集中するのが難しいです・・・
前方を走る人が撮ってくれているようなバイクのプロモーションビデオ的な動画を撮ることができます
これもまた、運転に集中できないのでほどほどにしましょうね・・・
動画での見え方
思わずピースしちゃう画角でございます
綺麗な景色とバイクと自分と記念撮影できちゃう贅沢な方法です
Insta360は手元のスマホアプリでリモートでカメラを操作することもできます
が、運転中は危ない(道路交通法違反)ので動画撮影しっぱなしで、いい景色だなと思ったらカメラに向けてピースサインすれば、あとで編集でキャプチャすればOKです!
※5.7K画質で撮影すれば、そこそこ綺麗な解像度で写真を生成できます
背面(Loアングル/Hiアングル)
取り付け事例
【取り付ける場所】
✅フレーム
✅タンデム用のグラブバー
✅タンデムステップ
※なるべくパイプ径の太い場所にクランプしたほうが安定して固定できます
動画での見え方
後続車両に追従撮影してもらいっているかのような映像を撮ることができます
原付のような車幅の細いバイクでは、真後ろから撮影すると車体のスリムさが目立って可愛らしい映像が撮れます
マフラー側に少しズラした方が、ツーリングの臨場感が出るのでおすすめです
ある程度車幅のある大型バイクでは、真後ろから撮影してもリアタイヤの太さが強調されるので迫力ある映像を撮ることができます
ローアングルにすると地面から見上げるような画角になるので、スピード感が乗って迫力が出ます
【注意事項】
バイク走行中は路面凹凸の影響で上下振幅が加わるので、自撮り棒を伸ばし過ぎると、ボヨンボヨンとなってInsta360 X3の手振れ補正機能では賄いきれない揺れが残るのでほどほどの長さにしましょう
50cmくらいでも十分に迫力のあるリアビューが撮れます
※今回の事例はめいっぱい114mm伸ばした状態
斜め前方(Loアングル/Hiアングル)
取り付け事例
私がもっとも多用する撮り方です!
この撮り方をメインで、アクセントで他の撮り方のものを差し込む感じで編集すればよいと思います
✅バイクとライダーが一体になって、最も美しいバランスで映像におさまる
✅編集でグルグル回せば、景色もバランスよく映る
低く構えすぎると右旋回のバンクが深すぎるとカメラが接地してしまうのでご注意を!
動画での見え方
もはやこの画角以外は考えられないほどバイクが映える撮り方です
サイドアングル
取り付け事例
RAM MOUNTSのクランプを使えばこのような取り付け方でも振動でズレ落ちてくることもなく、安定して撮影することができます
真横からのアングルだと、歪みなくバイク全体を撮影するには、それなりの距離が必要となるので下記のような注意が必要です
【注意事項】
✅交通量の少ないところ(農道、私道、酷道)での適用を推奨
✅極力道路の左側を走行し、カメラが対向車線にハミ出ないようにする
※バイク+カメラの幅が軽自動車よりも狭くなるようにする
動画での見え方
ライディング姿と風景を撮影できて、ニンマリすることができる画角です
(・∀・)ニヤニヤ
バイクと自分と風景を余すことなく撮影できるのは満足度は高いです
マフラーアングル
取り付け事例
走行中の排気サウンドを撮影したりするときにもよく使います
地面も近いのでスピード感のある迫力のある動画を撮ることができます
セッティングもしやすいので多用してます!
【注意事項】
✅あまり横に出してローアングルにし過ぎると、右バンクでカメラを削るリスクあり
✅排気ガスがカメラに当たらないようにする(レンズが水蒸気で曇る)
特に最後の注意事項ですが、攻めすぎるとこうなります・・・・
カメラの基本機能には影響ないですが、水中に沈めると金属筐体とラバーコーティングの間に水が入り込んで、レンズカバーを取り付けると曇ってしまいます
UVレジンでコーキングしとこ・・・
動画での見え方
Insta360 X3は先代のONE X2に比べて、マイクの集音性能も向上しているようで、重低音をよく拾ってくれます
音にもこだわりたいならONE X2よりもX3がおすすめです
フロントホイールアングル
取り付け事例
動画編集をするときに、アクセントとして差し込むには面白い絵が撮れます
地面が近いのでスピード感のあるスリルな動画になるのも特徴です
動画での見え方
路面の凹凸を受けた時のフロントサスペンションの挙動を観察することもできるので、4K 60FPSやスローで撮影することで、イニシャルアジャスタやフォークスプリングをチューニングしたときの挙動確認にも使えます
まとめ
360度カメラ(Insta360)を使って、ドローンで追従されているような動画や写真を撮影するための取り付けバリエーションをご紹介しました
角度や距離によって動画の印象が変わりますし、いろいろ試行錯誤しながら撮影するのも楽しみといえますね
おすすめは、✅斜め前方 です
上下のアングルはお好みですが、ローアングルで少し見上げるくらいのほうがカッコよく撮ることができますよ!
▼Insta360 X3の取り付け位置スタイル
✅ハンドルポジション(ロー/ハイ)
✅ユニコーンスタイル ← Vlog用
✅背面(ローアングル/ハイアングル)
✅斜め前方(ローアングル/ハイアングル)← イチオシ!!
✅サイドアングル
✅マフラーアングル ← 排気サウンド収録/迫力のある追従映像
✅フロントホイールアングル
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