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【初心者でも簡単】360度カメラ(Insta360 X3)をバイクに取り付けてドローン風に撮影しよう(必需品編)

2023年3月12日

私はご近所だろうがツーリングに行くときは、必ず360度カメラ(Insta360 ONE X2またはX3)を持っていきます

むしろ、360度カメラで撮影することを目的に近所をお散歩ツーリングしてるくらいヘビーユーザーです

バイクじゃなくても出かけるときは必ず携行してます

そんな私がInsta360の魅力、使い方、おすすめアイテムを紹介していきます!
※あくまでバイクツーリング視点での使い方に限定

この記事でわかること

対象:
360度カメラをバイクに取り付けて、ドローン風撮影したい!」という人

わかること:
ドローン風撮影に必要なアイテムの選び方とおすすめ

360度カメラでいつものツーリングに付加価値を与える

ツーリングの想い出を残して遊ぶなら360度カメラ

特にバイク界隈ではアクションカメラ「GoPro」と双璧をなす360度カメラ「Insta360」

視野角は360度なのでツーリングでのシーンを撮り逃すことがありません

まるで誰かに撮ってもらっているような不思議な動画を撮ることができます

 ↑ こんな感じのプロモーション風の動画も作れます

Insta360 ONE X2の後継機種X3は大幅に性能向上

左がInsta360 ONE X2、右がその後継機種Insta360 X3です

どちらも使い込んでるので使用感が滲み出てます

イモコ。

ONE X2は走行中に落下させちゃったし...

Insta360 X3は操作画面がインチアップされ、カメラセンサも大型化、5.7Kまで対応、バッテリー容量も増えて大幅に高性能化しています

使い勝手の違い、レビューは別記事で書いていきます

どこで買うのがお得なのか?

Insta360 X3が販売されたことで、前機種のInsta360 ONE X2が値下がりしているので狙い目だったりします

ONE X2もまだまだ現役で使える優れた機種なので、在庫がなくなる前に入手しておくのもよいかと思います!

なお、どこで購入しても同じ値段なので、Amazonで買うよりも楽天で買う方がポイントがつくのでお得です

★最新の後継機種 Insta360 X3はこちら ↓

★前機種だけど現役でパワフルに使えるInsta360 ONE X2はこちら ↓

テキトーに撮影しても、あとから編集でなんとかなる手軽さ

360度カメラは天球カメラとも言われますが、カメラの角度やレンズ位置をさほど気にすることなく、撮影し終わったあとから編集するときにグルグル回しながらキモチイイ角度を探せるという楽しみがあります

※動画の画質は落としてあります

これはもうバイクのためにあるようなカメラです

ツーリングには欠かせないアイテムだし、撮影するためだけにツーリングすることだってあります

360度カメラをバイクに取り付けるための必須アイテム

360度カメラ(Insta360 X3)をバイクに取り付けて面白い動画を撮影するためには、カメラ本体以外に次の2点が必需品となります

✅バイクにカメラを固定するための「クランプ
✅ドーロン追従してるかのように撮影できる「消える自撮り棒

クランプ

選び方

バイクに360度カメラ(Insta360 X3)を固定するには、クランプが簡単で、取り付け場所や角度の自由度が高いのでおすすめです

しかし、振動や路面段差でズレたり、カメラの脱落による破損を予防するため、更には高品質な動画を撮影する為にも、留意しておきたいポイントが4つあります

✅クランプの幅がなるべく広いもの
✅締め付けるときのツマミが大きいモノ
✅自在ボール部が滑らずにしっかりと固定できるもの
✅クランプできる径がなるべく大きなもの

ガンナー125のクレードルフレームに360度カメラ用のマウントを取り付ける
ガンナー125のフレームにクランプを取り付けた写真
クランプの幅がなるべく広いもの
イモコ。

クランプの幅はものすごく重要です!

てこの原理で最もモーメントがかかる場所なので、固定する場所(上の写真ではフレーム)の接触面積を稼いでグリップ力を高める必要があるからです

クランプ自体は金属製(剛体)なので、そのまま挟むと対象物が傷ついてしまうので、ラバー(弾性体)を挟みます

このラバーも高機能な素材である必要がある

【ちょっと勉強】
知ってるけど感覚に合わない物理の基本として、摩擦力は接触面積には依存せず、摩擦係数と垂直抗力にのみ比例します。なので、金属(剛体)同士だといくら接触面積を増やしてもズルズルと滑ってしまいます。一方、ラバー(弾性体)の摩擦力(=グリップ力)は凝着性摩擦力とヒステリシス摩擦力から成り、接触面積に大きく依存します

てこの原理って小学校で習うんだっけ?
締め付けるときのツマミが大きいもの

ツマミは偶力で回すものなので、小さいとすごい力を入れないとしっかり締め付けられないので指が痛くなります

指が痛くなる=それ以上回せない=締め付け力が足りない、となるのでツマミはなるべく大きなものがベターです

バイクに乗るときは比較的厚手のグローブをしてるので、多少小さくても指は痛くなりにくい・・・かもですが!

偶力ってあまり意識して使わない物理用語ですね
自在ボール部が滑らずにしっかりと固定できるもの
イモコ。

クランプの幅と同じくらいものすごく重要!

これも摩擦力の問題です

自在ボール部がラバー処理されていないものは絶対に選んではダメです!

樹脂は金属に比べればマシですが、応力緩和して締め付け力が低下するし、それを低減しようとすると剛体に近づくので、力いっぱい締め付けないとしっかり固定できないのでヒジョーに疲れます

自在ボール部がラバー処理されてるものを選んでね!!
(大事なことなので2回言った)

りす夫
クランプできる径がなるべく大きなもの

ハンドルバーに取り付けることは当然なので、太さが1インチ(2.54cm)くらいまでは対応してるとして、次のような場所への取り付けも考えておきたいです

✅フレーム
✅フォーク(トップブリッジ下)
✅フォークケース
✅タンデムステップ
✅ハンドルバーエンド  等

※排気量の大きなバイクだとフォーク/フォークケースが太くなるので適応するクランプは僅少

おすすめのクランプ

Insta360公式のmotorcycle bundle(バイク撮影キット)

アクセサリーもInsta360ブランドで揃えた方が安心!

・・・という方はInsta360公式が販売しているバイク撮影キット(公式サイト)があります

↓こちらはカメラ本体ともセットになってます
※残念ながらまとめて買うからお得というワケではなく、ただの合算価格

・・・なんですが

Insta360公式のバイク撮影キットには、要らないものも同梱されてます

下図の「ヘルメットちょんまげセット」はツーリングでは使いどころがないうえに、超強力両面テープで貼り付けるので除去するときに苦労します

私も使ってましたが、ヘルメットの塗装が剥がれました(´;ω;`)

お薦めちょんまげマウントはいらんのです

また、自在ボールは摩擦係数を高める表面処理はされているものの、長い自撮り棒を支えるには実力不足なのです

そんなワケで、次に紹介するRAM MOUNTSのカメラ搭載キットがおすすめです!

RAM MOUNTSのカメラ搭載セット
イモコ。

イチオシはRAM MOUNTS!!

私が愛用しているのは、バイク用のスマホホルダーで2018年頃にブームを起こした「RAM MOUNTS」のシリーズです

各部品の剛性が高く、自在ボールもラバー処理されていてガッチリ固定することができます

1.2mの自撮り棒の先にInsta360 X3を取り付けても走行中にズレることはありません

もともとRAM MOUNTSのスマホホルダーはメインバイクとセカンドバイクの2台分を持っていたので、買い足したのはカメラマウントベースだけで約1,500円の出費でした

Amazonの安価品は絶対に買ってはダメ!!

Amazonで中華製の安価なものもありますが、ボール部分が樹脂なのでいくらネジをきつく締め込んでも滑るので、カメラの重量+走行中の振動でズルズルと動いてしまいます

私もAmazonで安価な中華製を購入しましたが、まったくダメでした…

ただし、自撮り棒を使わず、直接360度カメラを搭載する使い方なら問題ないので、使い分ければよいと思います

消える自撮り棒

Insta360といえば、消える自撮り棒!

撮影するとアラ不思議、動画には自撮り棒が映り込まないんです

イモコ。

まるでドローンで撮影したみたい!

「消える自撮り棒」はInsta360公式品の一択!

これはInsta360公式品が絶対におすすめです、というか一択です

【理由】
✅軽くて、剛性が高い = 延ばしてもボヨンボヨンならない
✅伸縮ギミックがしっかりしており、カメラの自重や振動で縮んでくることがない
✅カメラ取付時のネジ込みで供回りすることがないのでストレスがない

クランプと同じように、Amazon等では中華製の安価なものがありますが買ってはいけません

公式品のメリットに挙げた3点が全然ダメで、ネジ部の耐久性もイマイチだからです

多少の高値でも自撮り棒だけは、公式品にこだわりましょう

なお、私は増し締めし忘れて走行中に1本ロストしました・・・(´;ω;`)
※カメラつけてなくて良かった

自撮り棒は連結させることができる

2本を連結すれば長~い棒になるので、面白い動画や写真が撮れます

建造物など、普段は目にすることができない部分を見ることができるし、水中に沈めて魚を観察することだってできます

イモコ。

そういえばInsta360 X3って裸で5m水深までOKなんですよ

ただし、長すぎてボヨンボヨンなってブレブレ動画になるのでバイクには取付不可です(そもそも2m超してはダメ)

なお、参考までにInsta360公式では「超長い自撮り棒」なるものがございまして、3mにもなります

お値段も13,200円となかなか、ですがカーボン製なので軽くて高剛性というから仕方ないですね・・・

デメリットは収納した状態で36cmという長さになるので、バイクで持ち運びするには少し長すぎです

まとめ

✅360度カメラがあれば、ツーリングの楽しみも倍増
✅360度カメラのおすすめはInsta360 X3 または Insta360 ONE X2
 → 予算に応じてどちらを選んでもよい
✅価格はどこも同じ、買うならAmazonではなく、楽天市場がおすすめ!
✅クランプはRAM MOUNTS製のカメラアダプタセットがおすすめ
✅消える自撮り棒はInsta360純正品の一択!

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イモコ。

某自動車メーカーでエンジン開発業務に17年、現在は新事業の企画に従事。仕事柄、移動するモノ/コト、特にバイク大好き
2020年から400冊のビジネス本を読破してマインドチェンジしてきました。マネジメントスクールで講師として立つことも
部品をかき集めてバイクを作ったり、いろんなジャンルのバイクに乗り継いできました。
オリジナルデザインでステッカーやアパレルも作ってます。
webライターしながらタイに移住して起業するのが夢です

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